夏バテの対策③:入浴、運動
これまで夏バテ対策として「睡眠」「食事」について紹介しました。
→夏バテ対策①:睡眠はこちら
→夏バテ対策②:食事はこちら
今回は夏バテ対策の最後である「入浴」「運動」についてです。
入浴について
「入浴」は疲労回復に効果があります。
温かいお湯につかることで血行が良くなり、筋肉がゆるむため疲労がとれやすくなること。入浴によってリラックスすることで精神的疲労も緩和されます。
私たち日本人は昔からお風呂好きで、生活の中に根差してきましたが、最近ではシャワーで済ます方も増えていて、特に暑い夏ではほとんどがシャワーということも珍しくありません。
暑いのでわざわざ浴槽につかりたくない気持ちはわかります、猛暑のためにクーラーを使わないわけにはいかないために体が冷えています。
体が冷えると首・肩こりになる、ふくらはぎをつるり、腰・お腹が冷えて腰痛になる。特にお腹が冷えると、内臓も弱ってしまい体調が悪くなって夏バテが悪化します。
このクーラーによる冷えを防ぐためには入浴が最適です。2・3日に1回は入浴できるといいですが、忙しくて平日は難しいいならば休日に入浴をするのもいいと思います。何分入ればいいでしょうか?とよく聞かれますが、人それぞれなので温まったな~と感じたらたらでいいと思います。
入浴後は温まったことでの熱中症になることを防ぐために、ある程度頭や体が冷めるまで冷房を効かせた部屋で過ごすことや、頭を扇風機でよく冷やしておくといいでしょう。
運動について
夏でも運動は大切ですが、猛暑の中で運動をすることは危険です。
しかし、自律神経の安定に運動は大切ですので、やれる方は早朝か夕方以降などの涼しい時間帯に歩く、イオンなどのショッピングモール内を歩く、屋内でラジオ体操や掃除などをやるといいでしょう。
運動が足りないことで筋力が低下するかもしれませんが涼しくなってから運動をすれば筋力は戻ります。
無理して運動して体力を消耗する方がかえって体調が悪くなりますのご注意ください。