パニック障害・パニック発作とは


パニック障害とは

  • 突然起きる、動悸・めまい・吐き気
  • 過呼吸・発汗・息切れ・手足の震え
  • いつ発症するか不安
  • 車・電車が怖くて乗れない
  • 美容室、歯科など動けない所が苦手
  • 重い病気になっているのではないかと不安になる
  • 発作が出た時は命の危険を感じる

このような身体症状と激しい不安・恐怖が同時に起きるパニック症状のために日常生活に支障をきたす状態をいいます。

パニック障害では症状・発作のつらさだけではなく、パニック発作が出なければ一般の人と変わらずに生活ができてしまうため周囲からは「神経質」「心配性だ」「かまってほしいのか」などと言われて、症状に対する理解を得られないために余計にストレスを受けることがあります。

当院にはパニック障害で病院に通院して薬の服用をしているものの、良くならない方が来院されています。なぜ、薬を飲んでいても良くならないのでしょうか?

パニック障害の原因


パニック障害の原因は「セロトニン・ノルアドレナリン」などの神経伝達物質の問題や「遺伝の問題」などと言われていますがなかなか良くならないことも多いのが現状です。

パニック障害は院長 藤井が20代・40代と2度発症をし克服した経験があり、また多くのパニック障害に悩む方をみてきたことから病院では見落としている2つの原因がわかっています。

それは、”自律神経の乱れ”と”筋肉の過緊張”です。

自律神経や筋肉に問題がない場合、、ストレスがかかると交感神経が働き、血圧・呼吸・体温の上昇・発汗などをすることでストレスに対応できます。さらにストレスが過ぎたら副交感神経が働いて交感神経を下げて平常状態に戻るため問題はありません。

しかし、自律神経が乱れていると、ストレス時に交感神経が働かないためにストレス対応ができずにフリーズ状態になります。さらに筋肉が過緊張していると副交感神経が働かずフリーズ状態が解除されないためにパニック発作が出てしまうのです。

自律神経の乱れと筋肉の過緊張くらいでパニック発作が起きるの?と思われがちですが、このようなメカニズムにより実際に起きます。病院での薬では神経伝達物質の問題にはアプローチするものの、自律神経の乱れ・筋肉の過緊張は残っているため、なかなか良くならないのです。。

パニック障害の対策


パニック障害の原因は”自律神経の乱れ・筋肉の過緊張”です。

なぜ自律神経が乱れ、筋肉が緊張しているのでしょうか?それはパニックへの不安・恐怖・ストレスによって・・・

・全身の筋肉が緊張
・背骨・骨盤の歪み
・頭蓋骨の歪み
・アゴが歪んでいる
・内臓が弱っている
・呼吸が浅く、止めている

こういったことが体で起きていて自律神経を乱しています。

さらに、パニックでは頭・アゴ・首・肩の筋肉の緊張が歪みと共に強くあります。そのため、筋肉の緊張をほぐそうとマッサージやストレッチなどをしても緊張はとれません。

また、パニックの原因であるストレスはひとつではなく、具体的には・・・

①体のストレス:疲労、体の歪み、姿勢の悪さ、運動不足など
②心のストレス:いやだな~、つらいな、という気持ち。パニックへの不安など
③飲み・食べ物、光刺激などのストレス:カフェインやスマホによるブルーライトなど
④天気のストレス:暑さ、寒さ、日照不足や気圧、温度、湿度

これらのストレスが重なって筋肉が緊張し体が歪み、自律神経が乱れることでパニック障害になります。このようにパニック障害の原因はひとつではないため、病院に行き薬を飲んでも良くならないのです。

パニック障害を良くしていくためには自律神経専門の整体により自律神経を整えながら筋肉の過緊張をとっていくことが必要です。

パニック障害にお困りの方はぜひご来院ください。

パニック障害の施術について

パニック障害では次のような施術を行います。

体の歪みを整える

筋肉の緊張をゆるめ、背骨・骨盤の歪みを整える

パニック障害では全身の筋肉が緊張して背骨・骨盤も歪んでいます。筋肉が緊張して体が歪んでいると自律神経が正常に働かないので全身の筋肉をゆるめて背骨・骨盤の歪みを整えます。

特に、頭・アゴ・首の筋肉の緊張は自律神経に影響があるのでしっかり整えます。

頭蓋骨矯正法

自律神経を整える上で最も重要な整体法

頭蓋骨は23種15個の骨と縫合という接合部でくっつくパズルのようになっていて、呼吸に合わせて微妙に動いています。これを頭蓋呼吸リズムといい、脳脊髄液が循環することで脳への栄養補給・老廃物の除去をしています。

パニックの方では頭蓋骨の歪みが起きていて、縫合や頭の骨が動かなくなり脳への栄養補給・老廃物の除去がうまくいかないため、脳の疲労がとれない・ストレスを感じやすくなっていることがパニック障害の原因になっています。

頭の歪みを整えることで脳・自律神経が回復する状態になり自律神経のバランスがとれていきます。頭蓋骨矯正法はただ触れているくらいの軽い力での施術のため痛みはありません。

顎関節調整法

顎のゆがみが脳のストレスになる

パニック障害に悩む方の多くにアゴの歪み・緊張があります。

これは人がストレスを感じると筋肉に力を入れて耐える反射があるためで、アゴは脳から直接神経が出ているためストレスを感じた反射が出やすいのです。

具体的には食いしばりや歯ぎしりなどをしてストレスを耐えるために顎関節に負担が掛かりパニック障害の方は顎関節症になりやすくなっているのです。

また顎関節は頭蓋骨と関係が深く、顎関節が悪いと頭蓋骨と脳のストレスにもなるので自律神経のバランスを整えるためにも顎関節の調整は重要です。

内臓調整法

内臓を整え副交感神経を高める

パニック障害ではお腹の内臓が弱って固くなっています。お腹が固くなることで内臓の働きが弱くなりますが、内臓は副交感神経との関係が深いため、副交感神経の働きも低下し自律神経が乱れてしまいます。

さらに胃腸は副交感神経を通じて脳とも関係している(脳腸相関)ため、脳のストレスを減らして副交感神経を高めるためにも内臓調整法を行います。

内臓調整法は腹部にやさしく手を当ててお腹をゆるめるソフトな施術です。

呼吸改善法

呼吸が楽になると自律神経が整っていく

パニック障害の方はいつの間にか呼吸が浅くなったり、止めたりしています。

呼吸が浅いと体に十分な酸素が入らないので体の機能が正常に働かなくなり、自律神経も乱れてパニック発作が起きてしまいます。

呼吸改善法を受けると、呼吸が深くなることで自律神経が正常になりますし、その場で呼吸が楽になってことを体感できるので安心できます。

パニック障害の施術の流れ

step1 問診・検査


症状、体の状態を詳しくお聞きします。

・いつからパニック発作が始まったか?
・どのような症状なのか?
・食事や睡眠はとれているか?
・どのようなことにストレスを感じているか?
・どのような環境で発作が起きるのか?

次に自律神経の検査を行います

・瞳孔反射
・輻輳
・目の動き
・脈拍、酸素飽和度は?
・左右の反射の差は?

を検査します。

step2 体の歪みを整え、筋肉を調整する


パニック障害では全身の筋肉が緊張して背骨・骨盤も歪んでいます。筋肉が緊張して体が歪んでいると自律神経が正常に働かないので全身の筋肉をゆるめて背骨・骨盤の歪みを整えます。

また、自律神経が乱れていると内臓が弱ったり呼吸が十分にできなくなっているので内臓調整法や呼吸改善法を行います。内臓が調整され呼吸がしやすくなることで副交感神経が働きやすくなり自律神経が整いやすくなります。

step3 自律神経専門整体


ステップ2までにより自律神経を整える準備ができたので自律神経専門整体を行います。

首の筋肉の緊張・歪みを正し、顎関節の調整法をします。首とアゴは頭蓋骨の土台ですのでしっかり整えます。さらに自律神経で最も重要な頭蓋骨の歪みを整えて、脳・自律神経へのストレスを減らします。

ステップ4 説明


施術後には体の状況やどのような整体を行なったかを説明します。また、ご自分でできる改善法や対策をお伝えします。

患者さんの喜びの声(一部)

Oさん<自営業> パニック発作で来院
「電車に乗れるようになりました」

パニック発作のために電車が苦手になっていたのが自律神経の治療を、2ヶ月受けたころから、徐々に乗れるようになりました。助かりました。
※施術の効果には個人差があり、この声は効果を保証するものではございません。

Kさん<会社員> パニック障害で来院
「発作もすっかり良くなりました」
週に2回を4週間で息苦しさは消え、肩こりも良くなり発作が落ち着いてきました。これからは再発しないように気を付けます。
※施術の効果には個人差があり、この声は効果を保証するものではございません。

電話でのご予約は

📞047-482-1527
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