喉の詰まり、ヒステリー球、咽喉頭異常感症について
喉の詰まり、ヒステリー球、咽喉頭異常感症とは、
- のどの詰まり感がある
- のどにピンポン玉のような何かがある
- 飲み込むづらい
- のどが締め付けられるように感じる
- 圧迫感があってつらい
- 呼吸がしづら、苦しい
- 声が出にくい、出ない
- のどがイガイガやゴロゴロする
このような症状が出ていることをいいます。
ヒステリー球は医学的には「咽喉頭異常感症」といい、喉(のど)から胸にかけての違和感・異物感・圧迫感などが生じます。
なぜ、このような症状が起きるのでしょうか?
ヒステリー球、咽喉頭異常感症の原因
ヒステリー球、咽喉頭異常感症は体の症状ですので体の病気が原因と思われがちですが、ストレスや疲労により自律神経やホルモンのバランスが乱れることが原因です。
特に、自律神経失調症・うつ・更年期障害・パニック障害などにより現れることが多くあります。
「のどに球が詰まっている」「のどに球のようなものがある」と訴える人が多いことから「ヒステリー球」と呼ばれています。
ヒステリー球はのどや首にある気管・声門・筋肉などが緊張することでのどが締め付けられて起きます。
のどにある気管や声門(声を出す部位)は自律神経で調節されているため、自律神経が乱れると緊張して固まってしまい、締め付け感や声が出にくくなるのです。特に気管には自律神経が多く付着しているため、気管が固くなってしまうと呼吸の苦しさや締め付け感が出やすくなります。
ヒステリー球、咽喉頭異常感症の対策
ヒステリー球、咽喉頭異常感症は自律神経が乱れてのどにある組織(気管や筋肉、声門など)が緊張していることが原因ですので、自律神経を整えることと、のどの組織の緊張を和らげることが対策になります。
なぜヒステリー球では自律神経が乱れているのでしょうか?
それは疲労や精神的なストレスによって・・・
・首・のどの筋肉の緊張
・気管・声門の緊張
・飲み込むときの筋肉の緊張
・頭蓋骨・アゴの歪み
・呼吸が浅く、止めている
こういったことが体で起きていて、のどが緊張して動きにくくなり、自律神経を乱しています。
また、原因であるストレスはひとつではなく、具体的には・・・
①体のストレス:疲労、体の歪み、姿勢の悪さ、運動不足など
②心のストレス:いやだな~、つらいな、という気持ち。声が出ないことへの不安など
③飲み・食べ物、光刺激などのストレス:カフェインやスマホによるブルーライトなど
④天気のストレス:暑さ、寒さ、日照不足や気圧、温度、湿度
これらのストレスが重なってのどの筋肉が緊張し体が歪むことで自律神経が乱れて、ヒステリー球になります。
このように上記のように原因はひとつではないため、病院に行き薬を飲んでもカウンセリングを受けても良くならないことがよくみられます。さらに患者さんによって症状が異なることも治療を難しくしています。
ヒステリー球・咽喉頭異常感症には自律神経専門の整体が必要です。お困りの方はぜひご来院ください。
ヒステリー球の施術の流れ
step1 問診・検査
症状、体の状態を詳しくお聞きします。
・いつから始まったか?
・どのような症状なのか?
・食事や睡眠はとれているか?
・どのようなことにストレスを感じているか?
・症状で困っていることは?
次に自律神経の検査を行います
・瞳孔反射
・輻輳
・目の動き
・脈拍、酸素飽和度は?
・左右の反射の差は?
を検査します。
step2 体の歪みを整え、筋肉を調整する
ヒステリー球では特にのどの周囲が緊張していますが、全身の筋肉も緊張して背骨・骨盤も歪んでいます。筋肉が緊張して体が歪んでいると自律神経が正常に働かないので全身の筋肉をゆるめて背骨・骨盤の歪みを整えます。
また、自律神経が乱れていると内臓が弱ったり呼吸が十分にできなくなっているので内臓調整法や呼吸改善法を行います。内臓が調整され呼吸がしやすくなることで副交感神経が働きやすくなり自律神経が整いやすくなります。
step3 自律神経専門整体
ステップ2までにより自律神経を整える準備ができたので自律神経専門整体を行います。
首の筋肉の緊張・歪みを正し、顎関節の調整法をします。次にのどの周囲の緊張を緩め、気管・声門の調整をします。さらに自律神経で最も重要な頭蓋骨の歪みを整えて、脳・自律神経へのストレスを減らします。
ステップ4 説明
施術後には体の状況やどのような整体を行なったかを説明します。また、ご自分でできる改善法や対策をお伝えします。
電話でのご予約は
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