![八千代台整体院の暑さ対策(1)](https://www.yachiyo-seitai.com/wp-content/uploads/2023/07/sick_atsui_woman.png)
先週の台風8号以来、突然の夏になってしまいました。
台風以前の数日間が割と涼しかったために、体温調節が
この急な暑さについていかない方が多いです。
ここで、当院がクライアントさんにアドバイスしている
暑さへの対策のポイントをあげます。
① 効率的な水分補給
② 塩、カリウム・マグネシウムなど塩分だけではなく、
電解質成分も補給する
③ 頭部・首周りを熱さない。効率よく頭部を冷やす
④ 冷房などを活用する
⑤ 1度熱中症になると、数日はなりやすいことを理解する
では、説明しましょう。
① 効率的な水分補給
暑いとカラダは体温を下げるために、全身の毛穴にある
汗腺から蒸気・水分を放出して体温を下げます。
このときの水分が汗ですが、汗は血液の中の水分が汗腺に
移行してでたものです。そのために、トイレ行きたく
なくて、水などを飲まないと、血液の中の水分がどんどん
汗に使われてしまい、血液が濃くなって
粘度が上がりネバネバになって血管が詰まる
原因になります。
こういったことを防ぐために、まめに水分を摂ること。
外に出る前に水分補給をし、汗が出る前に
飲んでおくことが大切です。
では、どういった飲み物が良いか?
諸説ありますが、私が行ってきた実験や
クライアントさんのフィードバックでは、
アク○○アス、ポ○リなどのスポーツ飲料は
おススメできません。
カロリーオフといいながら、それなりに糖分があって、
返ってのどが渇くこと。
浸透圧の関係で吸収がいいという、
宣伝文句に疑いがあること。
これらはある書籍で指摘されています。
なによりも、自分が飲んだ感覚であまりいい感じが
ないことが挙げられます。
これは私のカラダだから?という気もしますが、
15人ほどで実験した際に、7割の人が、スポーツドリンクは
おいしいけど、返ってのどが渇く結果がありました。
経口補水液はどうでしょうか?
これは医学的に結果がでているので、OKですが、
どうも味が微妙です。まずいのを毎日はつらいですね。
では、当院のおススメは?
それは500mlの水に塩をひとつまみ程度入れて、
振って溶かした食塩水です。
塩はできれば食卓塩ではなく、1番は「粟国の塩」
または「石垣の塩」
などのミネラル成分が豊富な天然塩です。
良質な岩塩や藻塩でも構いません。
食卓塩は99.9%塩化ナトリウムのために、
ミネラル分が入っていないので、
ここではおススメしていません。
天然塩での食塩水は、水分補給だけではなく汗と
一緒に出たミネラル分も補給できます。糖分も
ないためにのども乾きません。
しかも安い。普段使いには最適です。
本物の天然塩は
「粟国の塩」では500グラムで1300円ほどです。
塩では高い!と思うかもしれませんが、
500グラムもあれば夏の間ではまず使い切れません。
あまったら、お料理で使うといいです。
焼き魚やお肉の塩に。
新鮮なお刺身では、粟国の塩のみで美味しく頂けます。
ぜひ、食塩水をやってみてください。
次回に続く